症状改善に向けて
首肩痛・腰痛・膝痛
干渉波
干渉波は2種類の異なる電流を体内に流します。それが神経を刺激し、筋肉を動かしながら、そのマッサージ効果(血流促進)により、痛みの軽減を促します。
当院の干渉波の特徴として、極力、電気特有のピリピリ感を減らし、体の深部まで電気が行き渡るようになっています。また、熱を出さないので、なんらかの理由で体内に金属製の物が入ってる方でも治療が可能です。
ホットパック
ホットパックは温熱療法の1つです。
遠赤外線ホットパックを患部にあてることにより、患部を体の深い部分からしっかり温めることができます。さらに、温熱効果により血液循環がよくなり血行促進にもつながります。そして、自然治癒力を高めることになり、痛みを起こす様々な症状から早期に回復することができます。
捻挫・骨折後療法
超音波治療器
超音波とは、人間の聴力では聞こえないほどの細かな周波数で振動する音波です。
その微細な振動が体内に入り、体内の組織の温度上昇・血液の循環促進・怪我をして固くなってしまった筋肉、腱、靭帯などの柔軟性の回復を促してくれる作用があります。
ハイボルト治療器
痛みの軽減に特化した治療器
高電圧の電流刺激を入れることで、患部の痛みを抑え、治癒を促進していきます。
また、超音波とコンビネーションで使用することにより、深部まで熱が届き治療効果が増します。
肘・手首・手の指の関節痛
オンパ―(温浴治療器)
お湯(約42°)の中で気泡を発生させ、それと同時にお湯の中で超音波が発生します。
その超音波は皮膚表面から体内に入り、骨や筋肉などの体内の組織に伝わり、体内の温熱作用を促します。この超音波の温熱作用により、通常の温浴だけではなかなか温度上昇できない関節や体内の深い場所にもアプローチすることができます。そのため関節などに、より良いリハビリが期待できます。
肩・膝の関節の痛み
マイクロ波治療器
マイクロ波とは皮膚表面をあまり過熱することなく、体内の深部の筋肉や関節に温熱効果を与えることができます。それにより血流がよくなり、新陳代謝を高めることができます。
マイクロ波の原理として、電子レンジと同じですので服を脱がずにその上から人体に反応して温熱効果を上げることができます。
足の筋肉疲労・浮腫・冷え
Drメドマー
メドマーは、空気圧により下肢(大腿部~指先)全体のマッサージを行う医療機器です。 空気圧によるポンプ効果で血行が促進され、さらに血液を心臓に送り返す手助けを促します。
効果
● 血液とリンパ液の効果的な流れの促進
● 浮腫(むくみ)の軽減
捻挫・打撲・肉離れ
マイクロカレント
マイクロカレントとは微弱な電気(体内に流れている電気の強さに近い)を流すことにより、怪我により弱まってしまった体内の自然治癒力を回復させ、より早い怪我からの回復を促します。
電気といえば、ピリピリする感覚が効いていると思いがちですが、この電気は体内に流れている電気の強さと非常に近いため治療による痛みを与えることなく効果が得られます。特に、捻挫、打撲、肉離れなど痛みがものすごく強い急性期に効果を発揮します。
リハビリ・トレーニング
EMS治療器
筋力を使いやすくする効果
普段使えなくなってしまった筋肉に刺激を入れ使いやすくするのが目的です。
姿勢改善やリハビリに適しています。
Mild Hot Wave
自律神経改善治療器
振動と熱と特殊な光を体内に伝えることで、自律神経の働きの改善を促してくれます。
心地よい刺激でリラックスできます。
Skill Mill
歩行改善の為のリハビリから、スポーツ選手のパフォーマンスアップまで幅広くカバーできるマシーンになっております。
ただ走るのではなくベルトに負荷がかかり、下半身、体幹が鍛えられます。
症例 ~肩・肘・手~
俗にいう、「四十肩、五十肩」です。
40~60歳代に多く、徐々に痛みが増し、肩関節の痛みと動きの制限が現れます。
肩関節周囲炎は、関節を構成する骨、軟骨、靭帯、腱などが老化(変性)して、肩関節の周囲の組織に炎症が起こるのが痛みの原因だといわれています。
腕を外側に上げる動作(外転運動)、手を頭に回し髪を結ぶような動作(結髪動作)、手を腰から背中に回し帯を結ぶような動作(結帯動作)などが困難になります。
痛みは寒い時や夜間に強く出るものもあります。また、肩関節の周辺から肩甲骨や腕のほうに痛みが放散するものもあります。
投球動作によって生じる肘の障害を総称して野球肘といいます。
小児はまだ成長段階にあり、成人と比べると、骨や筋肉、靭帯などが未発達の為、体全体を使った一連のスムーズな投球動作ができていない例が多く見られます。そのため、肘に過度なストレスがかかり、肘の内側や外側に痛みが現れます。
肘の内側の痛みでは、投球時に内側の靭帯が引っ張られストレスが強くなり損傷します。
(内側側副靭帯損傷)
またその状態が続くと軟骨(骨端線)が引きはがされるような力が加わり、骨が剥がれてしまう事もあります。
(上腕骨内顆剥離骨折)
肘の外側では、関節に圧迫力がかかり、肘関節の軟骨に過度のストレスが加わり、その軟骨に強い炎症が起きたりします。
(離断性骨軟骨炎)
野球肘に関しましては特に、早期発見、早期治療が大切です!
テニス肘とは、腕の筋肉に繰り返し負荷がかかり、肘の関節の外側の突出している骨の部分に炎症が起きる症状です。テニスプレーヤーに多い症状ですが、テニスに関係なく肘関節や手関節の曲げ伸ばしを繰り返し行う動作が多い人になりやすい症状です。
手首や肘を過度に動かさなければ、さほど痛みは出ませんが、手首を曲げたり、腕から肘を捻ったりすると、痛みが出たりします。
肘内障とは、特に1~6歳の幼少期から小学校に入る前くらいの子供に多い、肘関節の亜脱臼をいいます。
よく整骨院には「手を引っ張ったら子供の肩がはずれた」「腕がぬけた」と保護者の方が連れてこられることが多いです。
主な症状としては次の通りです。
- 肘を伸ばしたまま(または軽く曲げたまま)、腕を全く動かさなくなる。
- 腕を上に上げたりしない。
- 恐怖心が先行し、肘を触ろうとすると大声で泣きわめく。
- 腕が腫れたり、内出血がでることもほとんどない。
- 手のひらを上に向けられない。
などがあります。
肘内障は、整復(骨の位置を元に戻す)をすれば、痛みもなくなり、すぐに普段と変わらない手の動きをするようになります。
関節を動かすのは筋肉ですが、筋肉が細くなって指などの末端につながっている部分を腱といいます。(アキレス腱の腱です)。
この腱は、腱の浮き上がりを抑える「腱鞘」というトンネルを通っていて、この腱鞘と腱との間に起きた炎症を腱鞘炎と言います。
痛みのでる場所で多いのは、母指から手首の横側にかけて痛みが出る場合が多いです。
原因としては、主に指の使い過ぎです。
■代表的な腱鞘炎
ばね指(弾発指)
手の指の屈筋腱に起こります(全ての指になりえます)。症状が重いと無理に曲げたり伸ばしたりした際に、カクンやパキンという音がします。引っかかり感を著明に感じます。
ドゥ・ケルバン
手首の親指側に痛みが出ます。手首を繰り返し曲げたりすると(ハンマーを叩くような動作)受傷します。
症例 ~膝・成長痛~
椎間板とは、脊椎(背骨)の間にあるクッション性のある軟骨のことです。
その椎間板の中には、クッション性を高めるための、「髄核」と呼ばれるゼリー状のものが入っています。その髄核がなんらかの原因により、ヘルニア(飛び出し)してきたものを「椎間板ヘルニア」といいます。
腰の骨(腰椎)にある椎間板は、首の骨に比べてヘルニアになり易いと言われています。
主な症状としては
- 腰から臀部、足までの痛みと痺れ(坐骨神経痛) 基本的には片足に痺れが出る。
- 足首や足指などの運動低下(足首や足の指を反らせない、力が入りにくい)
- 酷い症状では、排尿、排便障害をきたすもの
などがあります。
脊柱管は、背骨の中にあるトンネルみたいなもので、その中を太い神経が通っています。その太い神経の通り道を何らかの原因で狭窄してしまった結果、足などに痺れのような感覚や、足が動かしにくいなどの運動の低下が起こります。
狭窄してしまう原因は、加齢や背骨にかかる負担が強い人などが、椎間板(背骨のクッション)が膨らんだり、背骨が変形したりし神経を圧迫します。また脊柱管の中にある靭帯(黄色靭帯)が肥厚し、脊髄神経を圧迫したりもします。
主な症状
- 長く歩き続けることが出来なくなります。歩行と休息を繰り返す間欠性跛行が特徴です。
- 膝に手をつき前屈みになると痺れが楽になる。
- 腰痛はあまり強くないこともあり、安静時はほとんど症状がありませんが、背筋を伸ばして歩いていたりすると、太ももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。
- 症状が進行すると、足の筋力が落ち、肛門周囲のほてりや、尿の出が悪くなってしまうこともあります。 (排尿排便障害)
椎骨(ついこつ)後方にある突起群のうち、上関節突起と下関節突起との間は椎間関節突起間部と呼ばれ、構造的にやや脆弱(ぜいじゃく)な部分に相当します。骨がまだ十分に成長しきっていない10代に激しいスポーツを行うと、関節突起間部に過度の負荷がかかるため骨にひびが入り、このような状態が繰り返されると完全な骨折を生じ、上関節突起と下関節突起とが分離します。これを分離症といい、上体からの重みがかかる第5腰椎に生じやすい傾向があります。
一般に腰椎全体は前弯(ぜんわん)を呈するため、下位腰椎ほど椎骨が前方に傾斜し、立位では常に前方への剪断力(せんだんりょく)が加わります。特に第5腰椎では大きな剪断力(せんだんりょく)がかかるため、分離が生じた場合には、椎体が後方部分を置去りにして前方へすべることがあります。これを分離すべり症といい、中年以降の男性で多く見つかる傾向があります。
症状としては、下肢痛やしびれを生じます。特に、腰を後側屈すると分離部に圧迫が加わるため、痛みの程度が増強します。
急に立ちあがった際、重たいものを持ち上げた際に腰部に急激な痛みを感じるものです。
腰部はもちろん、背部や臀部にも痛みを生じる場合もあり、腰を曲げられない、後ろに反らすのが痛い、前かがみでしか歩けない、寝返りがうてないなどの症状が出ます。
原因としては、運動不足での筋力低下、日頃から腰部へのストレスをかけている、などが原因として考えられます。
追突事故などにより頸椎が過伸展または過屈曲され、首周囲の筋肉に瞬間的に力が入ることにより生じます。
症状の現れ方にはいくつかあります。
- 頚部から肩、頚部から背中の痛みや首の運動制限が著名なもの
- 頸椎からでる神経が圧迫され、頭痛、腕のしびれやおもだるさ
- 頚部交感神経および動脈が障害され、めまい、吐き気、耳鳴りなどの不定愁訴
などがあります。
症例 ~外反母趾~
親指が小指側に曲り変形した状態をいいます。80%の割合で小指が親指側に曲る内反小指があります。
原因は先の尖っている靴を履いていたり、足の指がうまく使えない状態が続くと徐々に変形していくことがあり、女性に多く見られます。
※当院では外反母趾に有効なテーピング治療もおこなっております。