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シニア世代の歩行トレーニング

人生 100年時代

人生100年時代と言われているなか、どれだけの人が周りの人の力を借りずに自分で生活(健康寿命)出来ているでしょうか?

平成22年の厚生労働省の資料によると、

平均寿命と健康寿命の差は男女ともに約10歳の差があります。

つまり、女性で見ると平均寿命が86歳なのに対して、誰の手も借りずに自分だけで生活できる平均は73歳ということになります。

もちろん誰もが、自分の足で歩き、食べたいものを食べ健康的に生活したいと思っていると思います。

歩行と健康寿命の関係

下の図をご覧ください。

普通に歩けるスピードの方(毎秒1.4m)は、一般的な歩行速度より遅い方(毎秒0.4m未満)に比べて、10年生存率が3倍近く高くなっているというデータが

あります。

そして、人の身体は年齢と共に筋肉量も落ちていきます。その数値は1年で1%、10年で10%にもなると言われています。

つまり、私たちが健康寿命を伸ばすために必要なことは、筋肉を落とさないようにして歩けるようになることなんです。

自分の足で歩き、いきたいところへ行ける身体を維持することによって、誰に迷惑をかけずに自分で生活ができ、楽しい生活が出来るはずです。

では、その準備はいつから行ったらいいのでしょうか??

 

答えは50歳から

もちろん将来への投資は早い方が良いです。

ただ、大切なのは習慣化です。

短期的に頑張っても、1年で辞めてしまっては効果はありません。

50歳からコツコツ積み重ねつことによって、運動することが楽しくなり、今まで出来なかった山登りや、マラソンなど新たなステージにも行けるでしょう!

身体の変化と共に、心にも変化が表れ、心も身体も若返っていきます。

こんなお悩みありませんか?

あなたは自分のある歩き方に意識したことがあるでしょうか?

☑️周りの人から、歩き方が良くないって言われる。

☑️一所懸命歩いているのに、周りの人にすぐ抜かれる

☑️歩いていると、左右どちらかに進んでいる

☑️靴の減り方が左右違う

☑️歩いていると足がすぐ疲れてしまう

☑️O脚がひどくなっている気がする

☑️外反母趾が痛い

上記の項目に一つでも当てはまるのら要チェックです!!

実は、歩き方が良くないってわかっても自分で治せないことがほとんどなんです。

 

なぜか??大きく理由は3つあります。

①今まで歩き方を習ったことがないから

②治し方を知らないから

③歩くという行動はほぼ無意識の行動だから

患者さんの多くは、雑誌やテレビの一部の情報だけを見て、見よう見まねで治そうとするも

間違った情報や、中途半端な知識のおかげで逆に膝などを痛めてしまうケースがあるのです。

 

歩き方が原因で身体の不調が起こっているの気づいていますか?

当院には様々な症状の患者様が来院します。

・変形性膝関節症などの膝の痛み

・足首の痛み

・腰の痛み

これらのほとんどの原因は、姿勢と動作(歩き方)にあります。

 

例えば、

変形性膝関節症はなぜ起こってしまうのでしょうか?

膝の軟骨がすり減ってしまって、骨と骨が接触し傷付け合い炎症が起こります。

よく加齢だからしょうがないと言われますが本当にそうでしょうか?

75歳の方が全員変形性膝関節症で痛みが出るわけではありません。

もちろん個人差があります。

人によっては50歳代でなってしまう人もいます。

なぜ個人差があるかというと、日常の歩き方に問題があったからです。

そもそも膝の軟骨は、膝の動きを滑らかにする役割と、衝撃を吸収するクッションのようなものです。

正しい角度、接地面で運動が行われていればいいのですが、左右どちらか1点に力が加わり続けたらどうでしょう?

軟骨の摩耗は進みますよね?

ずいぶん前からの日常生活動作(歩き方)に問題があったのにも関わらず、対処しなかったために変形し痛みが出ているのです。

そして、痛みが出ている人が痛いからと言ってかばって歩いていることが、またその痛みを引き起こしているということが多くあるのです。

今ある痛みに対しても、正しい歩行することによって、膝関節に適切な圧をかけ痛みを少なく歩くことができます。

この考え方は、膝だけでなく股関節、足首、腰、背中の症状など様々な患部に対しても同様のことが言えます。

なかなか治らない症状、繰り返してしまう症状は、ぜひあなたの歩き方にアプローチしてみてはいかがですか?

初めての方へ

ステップ1:問診

問診票にご記入いただき、今までの経緯、今の状態を教えていただきます。

ステップ2:姿勢・動作チェック

次に、姿勢のチェックと身体の基本的な動きが出ているかのチェックをしていきます。

その後、歩行をチェックしていきます。

ステップ3:現状の説明とゴール設定

専門家の立場から診た動きのエラーを伝えていきます。

その上で、患者様がどうなりたいのか?

痛みがなくなったら、歩けるようになったらどんなことをしたいのか?

など、ゴールを一緒に設定していきます。

ステップ4:プランの説明と意思確

患者様の思い描くゴールに辿り着くためのプランを説明していきます。

ご納得いただければ、スタートです。

あなたの本当にやりたことを達成できるよう全力サポートしていきます!!

どんなことするの?

今の症状とゴール設定によって異なりますが、基本的に当院では運動療法を主体としております。

運動と言っても、難しいものではなく誰でもできる簡単なメニューをお伝えさせていただいております。

なぜならば、今まで積み重ねてきた悪い習慣は、そう簡単には治りません。

この悪い習慣を、正しい動きに再教育(運動)していく必要があります。

そのために、小さなことからでもいいので毎日積み重ねていただく必要があるからです。

難しいことをしたら、継続はできません。

あくまで目的は、『習慣化』ですから。

痛みがある人は、痛みを軽減する施術

当院では、ハイボルテージ、立体動態波、超音波など最新の治療機器を揃えております。

また、症状に合わせてエコー診断も行っていきます。

痛みが軽減したのち、運動療法へ移っていきます。

運動療法(自重トレーニング)

歩行のエラーを改善するためのエクササイズをマンツーマンで行っていきます。

自重トレーニングという、自分の身体の重さを使ったトレーニングやストレッチを行っていきます。

ここでは、固まってしまっている関節を動かし、使われていない筋肉に刺激を入れて使えるようにすることが目的になってきます。

歩行トレーニング

痛みが軽減し、使えていない関節、筋肉を使えるようにしたら次は歩き方を覚える番です。

実は歩き方は簡単なようで難しいです。

当院では、誰でもできるように歩くということを3つのポイントに絞ってお伝えしていきます。

SKILL MILL トレーニング

歩き方を習ったら無意識でもできるようにトレーニングです。

当院ではSKILL MILLという自走式マシーンを使ってトレーニングしていきます。

 

歩行改善プラン